縣陵百周年の新年を迎えて

同窓会長 望月 雄内

同窓生のみなさん、新年おめでとうございます。本年、母校縣陵は、創立百周年の記念すべき年を迎えました。百周年イヤーの幕開けであります。

ただ今9月30日の記念式典に向けて様々な記念事業に取り組んでおります。百周年記念最大の事業は、同窓会館・陵友館の合体と新築です。新同窓会館は、同窓生の交流の場として、また、現役縣陵生の学びを支援する拠点とするものであります。

21世紀に入り、少子化が加速し、生徒数の減少によって、長野県内では、すでに公立高校17校が閉校、統合され、新しい校名でのスタートとなっております。その波は、中信地区へも押し寄せて来ておるところであります。

幸い縣陵は、これまで関係者の英知・努力によって、多くの志願者を集めて来ましたが、これからも縣陵が個性豊かで、地域の子どもたちにとって魅力あふれる学び舎であり続けるためには、同窓生始め関係者の英知をさらに結集する必要があります。新同窓会館は、その拠点としての役割を期待されているものであります。

この度の、母校創立百周年記念事業の遂行にあたりましては、同窓生の皆様に物心両面にわたる暖かいご支援が必要であります。 ここに同窓生の皆様のご理解とご協力を重ねてお願いするとともに、同窓会挙げて百周年記念事業に取り組んで行く決意でございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。