縣陵演劇部よりご支援の御礼

ご支援くださった皆様に御礼を申し上げます。

昨日、我々の発表は無事終了いたしました。
おそらくは、観客が息をのんで観てくださった36分の劇になったと思います。
ひょっとしたら全国大会の史上最短の劇かもしれませんが、コロナ休校や顧問の転勤の関係で、この劇はいつも通りの長さです。
でも、短さは気にならなかった、美しさだけではなくて内容の深さもあって大変良い劇だった、という客席からの感想をいくつもいただきました。
そういうわけで、まず何よりもやりたいことができ、全員が充実感を持てる発表となったことをご報告申し上げます。

そんな報告ができますのも、皆様のご支援のおかげです。
本当に有効に使わせていただきました。とりわけ、現地入りしてからの交通費用を賄うことができました。

長距離の移動、不慣れな会場、初対面の業者、というだけでも大きなストレスです。加えて、酷暑の中、夜9時近くまでかかったリハーサル、翌日の朝一番の発表というスケジュールでした。その移動費用にストレスなく過ごせたことは大きな救いになりました。
心より感謝申し上げます。

大会ですからいわゆる成績発表もございますが、それは大会すべてが終了した本日の夕方の閉会式でございます。(まだ現時点では出場校の発表が終了しておりません)

ただ、私自身は、審査結果は審査員のもの、発表は我々のもの、と割り切っております。他人が選ぶものにとやかく言っても意味はありません。また全国大会なので、基本的にこれより上はありません。例年、上位入賞の4校には東京公演がありますが、今年はご承知の通りの状況で、東京公演自体が不可能ではないかとも思われますし、経験上それにこだわるとつまらない思いをいたします。

いずれにせよ大会結果発表はお知らせしますが、そもそも全国大会の出場自体が大きな結果です。どうぞ皆さまも、その後はそのご褒美と受け取ってくださいますよう。

御礼を申し上げて、ひとまずのご報告とさせていただきます。

2021・8・6
県陵演劇部顧問 日下部英司